研究会代表幹事挨拶

研究会代表幹事挨拶

 2010年5月に発足した日本PNH研究会代表幹事に就任いたしました金倉譲です。

 PNHの患者数は、北米および西欧で約8,000~10,000人、日本国内では推定有病者数は430名とされているまれな疾患です。 PNHは、後天性の造血幹細胞障害で、どの年齢層でも発症します。PNHの症状は、他のさまざまな疾患でみられる症状と良く似ていたり、 患者によって現れる症状が異なっていたりするため、診断が困難かつ進行の程度もわかりにくい疾患です。 本疾患に対する的確な診断や、治療法の開発、並びに研究推進の必要性が高まるなか、本研究会では、 PNHを研究・診断する医師だけでなく患者さまに対する啓発活動や、疫学的な研究にも着手していきたいと考えております。

 日本PNH研究会が、今後ますます成長するよう、微力ながら最善の努力を傾注いたしますので、ご支援ご協力をお願いいたします。

2011年7月吉日
日本PNH研究会 代表幹事
金倉 譲

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